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2004年09月05日

IT Vendor and IT User

今回のテーマは情報産業についてのメモ。

CNETの村山氏、江島氏の「ベンダーサイドだけがITのキャリアではない」、「需要サイドへシフトするITエンジニアの雇用」、「Interlude」を参考。

情報産業はITをどう扱うかで分類可能であると仮定すると以下のようになる。

ITユーザ
既存の事業に持続的イノベーションとしてITを取り入れているような企業のこと。例えば、amazon、eBay、Googleなどは、ショッピングのためのITだったり、情報を検索するというサービスのためのITだったりするわけである。

ITベンダ
何らかの実体を生み出すためにITを用いるのではなく、ITをアウトプットとしているような企業のこと。たとえば、マイクロソフト、インテル、ソニーなどである。

現状ではITベンダー系での職が花形であるようであるが、今後ITベンダー系の職からITユーザー系の職に花形職が移行するだろうという主張であるらしい。この主張の根拠は、システム開発の開発期間の短縮要求にあるという。この開発期間の短縮化によって、暗黙的コミュニケーションのコスト、そして突発的なリスクに対する柔軟性が問題になるという。これらの打開策として、需要サイドにプロパなエンジニアを有することが競争力に繋がるのではないか?という主張である。

投稿者 Take : 2004年09月05日 00:39

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